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健康にまつわるみんなの疑問をAIで調べることが好きな名前はまだないハシビロコウです。よろしくお願いします。
新型コロナウィルスによる世の中の変化で、テレワークとなり出社する機会が減ったというヒトはが多く、テレワークが長期になるにつれ、なんだか調子がイマイチだな…と感じるヒトもいると聞きました。ただの体調不良なのか、それともテレワークによる運動不足など、環境の変化と関連しているのか…。根拠のある情報を調べるため、JDream SRで論文を探してみました。
ワタシはジッとしているのが得意なので、動かなくてもダイジョウブです。ニンゲンはなかなか大変ですね!

テレワークをすることにより現れる体調の変化とは

まずは端的に「テレワーク」で調べてみると、600件近くの論文がヒットしました(データベースは国内医薬文献:JMEDPlus(JDreamⅢ)を指定)。この結果から、どのような症状にについて書かれている論文が多いかを見るために、「固有表現集計」の「症状」について「上位10件」を確認しました。不安、運動不足、孤独感、疲労、腰痛などが上位となっています。腰痛といった身体的な症状が上位に出てくるのではと考えていましたが、心の不調も多いようです。

症状のランキング

心の不調には香りが有効?

先述のとおり、AIが抽出してカウントしたテレワークに関連する症状として「不安」が上位に抽出されましたが、該当する論文をいくつか見ていると、心の不調には香りが有効なツールとなる可能性があるという文献を見つけました。なるほど、香りを工夫することならすぐにできそうですね。今度は「不安 AND 香りAND 効果」で検索をしてみました。結果結果を見ていくと、ハイライトされているキーワードで「アロマセラピー」や、「ラベンダー精油」などが目に留まりました。抄録を読んでみると、これらが不安に有益な可能性があると述べている論文もありました。アロマオイルは簡単に手に入りますし、リラックス効果を狙って手軽に始められそうですよ。

腰痛にはどんなことが効果的?

「テレワーク」のキーワードで調べた論文には、「腰痛」も上位にあがっていました。オフィスと違って自宅は歩く範囲も狭くなりますし、意識をしないと座りっぱなしになって腰にも負担がかかっていそうですよね。今度は腰痛に関して何か対処法があるのか、調べてみました。「腰痛」と検索ボックスに入力したところ、検索の候補語リストに「腰痛体操」というワードを見つけました。気になったので、こちらのワードで検索してみます。

検索候補語リスト

検索結果の論文を見てみると、腰痛体操は予防・治療効果が向上する可能性があると記載がありました。予防と治療、どちらにも効果があるのであれば、仕事の休憩時間などにぜひ取り組んでみるといいのではないでしょうか。また、症状や治療法のつながりをみると、「運動療法」や「温熱療法」など、さまざまな療法とつながっていることがわかります。腰痛は我慢するのではなく、さまざまな療法で改善が期待できるのですね。JDream SRで確認できるのは抄録までなので、体操の具体的な方法は別の方法で調べてみてください。

症状や治療法のつながり

気になったヒトはぜひ試してみてね

今回調べた内容は、いずれも気軽にできそうな内容でしたので、テレワークで手軽にリフレッシュしたい&腰痛が気になるヒトは試してみてはいかがでしょうか。ワタシは動かないのが得意とはいえ、たまに伸びなんかもするんですよ。お互いリフレッシュは重要ですね!
今回は「テレワークと不調の関連」について調べてみました。何か気になる健康ネタがあったらワタシに教えてくださいね!また今度!

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※本ブログでは論文調査で出てきた内容をご紹介するもので、医学的なアドバイスを提供・示唆するものではありません。個々の医療に関することは医師にご相談ください。

調査に活用した「JDream SRについて」

「JDream SR」は、グローバルな医学薬学文献情報および海外治験情報の信頼性の高いビッグデータから、自然言語処理AIにより薬剤、疾患、遺伝子変異、アウトカム指標等の関係を調査・解析できるサービスです。

https://solution-info.g-search.jp/sr/sr-solution