健康にまつわるみんなの疑問をAIで調べることが好きなハシビロコウです。こんにちは!
ニンゲンはカフェイン入りのドリンクをよく飲むというヒトが多いそうですね。コーヒー、緑茶、紅茶など、なぜカフェイン入りのドリンクが好まれるのか…。ワタシは魚ばっかり食べているので、カフェインの味を知りません。気になるので調べてみますヨ!

カフェインの作用

カフェインとは何だろう、ということで、「カフェイン」、「作用」をキーワードで調べてみました。カフェインはコーヒー、緑茶、紅茶などに含有。カフェインの作用は中枢神経系の興奮(覚醒)作用,心筋収縮力増強作用など様々だそうです(暮らしに役立つ楽しい化学!第15回 コーヒーとお茶(緑茶,紅茶)(1)―カフェイン― 都薬雑誌 2021.08.01 巻:43 号:8 ページ:16-19)。なるほど、なのでみなさん眠い時にコーヒーを飲んだりするのですね。カフェインを含むエナジードリンク飲用の実態調査では、「眠気防止・眠気覚まし」が79%と最も高かったという文献も見つけました(大学生のエナジードリンク利用に関する実態調査 秋田県母性衛生学会雑誌 2020.02.28 巻:33 号: ページ:36-43)。ニンゲンの皆さんにとってカフェインは、ここぞというときの救世主なのですね。

カフェインはどの位摂取していいの?

カフェインは眠い時などに効果がありそうということはわかりましたが、カフェインで検索をおこない、関連する疾患を見てみると、上位2、3番目に「睡眠障害」、「不眠」とありました。文献を見てみると、不眠などの症状がある人のカフェイン接種は注意が必要そうです。では、一般的にはどの位ならカフェインを摂取してもよいのだろうと文献を探してみると、コーヒーでは「健康な成人ではカフェインで1日400mg(コーヒー4杯分)」と記載のある文献を見つけました(みんなで解決!病棟のギモン 第46回 コーヒーは健康にいいの? レジデントノート 2020.01.01 巻:21 号:15 ページ:2718-2722)。

カフェインの取りすぎは要注意!

カフェインと関連する症状を見てみると、頭痛が上位に来ていましたので、今度はカフェインと頭痛で調べてみると、「カフェイン離脱頭痛」といったキーワードがいくつかの文献でみられました。これは、連日カフェインの摂取歴があり、カフェイン摂取がなくなったタイミングで発症する頭痛のようです。先述した通り、一般的な摂取量があるようなので、カフェインの取りすぎは要注意ですね。

カフェインと上手に付き合おう

カフェインは取りすぎには注意が必要ですが、上手に付き合えばよい効果が得られるということもわかりました。例えば、コーヒーでは、香りにリラックス効果があるとヒトによる実験で報告されているとのことで、飲みすぎが気になる方は、香りを楽しむだけでも素敵な時間が過ごせそうですね。

今回は「コーヒーや紅茶に含まれるカフェイン」について調べてみました。何か気になる健康ネタがあったらワタシに教えてくださいね!また今度!

※本ブログでは論文調査で出てきた内容をご紹介するもので、医学的なアドバイスを提供・示唆するものではありません。個々の医療に関することは医師にご相談ください。

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