健康にまつわるみんなの疑問をAIで調べることが好きな、名前はまだないハシビロコウです。よろしくお願いします。
ブルーライト皆様ご存じですか?ニンゲンたちは、日ごろから「パソコンモニターやスマートフォンをたくさん見なくてはいけないので対策しないと」と言っています。ハシビロコウはよく知りません。どのような影響があって、どのような対策を立てればいいのかについて調べてみました。
ブルーライトにまつわる症状
まずはブルーライトについて、どのような悪影響があるのかを調べてみます。 ブルーライトはいろいろな対策グッズが登場しており、目に有害だといわれています。まずは実際にどのような悪影響があるのかを論文から調べてみましょう。
ブルーライト(国内文献検索) ヒット件数:257件
ブルーライトで検索した結果をまずは俯瞰してみます。 ディスカバリーボードを開き、ネットワーク分析図を表示します。
このままでは、線が見難いためブルーライトにカーソルを合わせます。
あらためてネットワーク分析図を見ると、睡眠障害、白内障、網膜症、眼精疲労などの症状の論文が発表されているとわかります。
ブルーライトへの対策について
それではヒットした論文を確認してみましょう。ブルーライトは網膜や中枢神経系において強い酸化障害を引き起こします。一時的な不調の対策としては、目薬が有用です。眼の疲れにはビタミン成分、充血時には血管収縮成分等を使用するのがよいとされています。「アセトアミノフェンおよびグリシンのブルーライト誘発眼精疲労モデルに対する効果(医学と薬学2021.02.27:78:3:243-248)」そのほかブルーライトは体内時計に影響を与えるため、深夜にスマートフォンを利用するなどにより体内リズムが崩れてしまいます。これを医学用語で概日リズムの乱れというそうです。「ブルーライトと疾患(医学のあゆみ 2021.02.27:276:9:882-883)」
また、逆にブルーライトを遮断することによる悪影響も存在していました。
ブルーライトは概日リズムに影響が出ることは先ほど調べた結果にもありましたが、日中に室内にひきこもるなど、昼間にブルーライトのない生活を送った場合でも概日リズムが崩れます。「水晶体混濁と全身との関係 水晶体混濁と概日リズム(IOL & RS 2022.03.25:36:1:39-44)」
規則正しい生活が重要ということですね。
皆様いかがでしたでしょうか。
今回は「ブルーライト」について調べてみました。何か気になる健康ネタがあったらワタシに教えてくださいね!ではまた今度!
※本ブログでは論文調査で出てきた内容をご紹介するもので、医学的なアドバイスを提供・示唆するものではありません。個々の医療に関することは医師にご相談ください。